ここ最近、化粧品やスキンケア用品のトラブルで肌が敏感になる人が急上昇しています。
「保湿をしたのにいつまでも乾燥する…」
「化粧品を使うと、肌が痒くなったり、ピリピリしたりする」
「キャッチフレーズに惹かれて化粧品を購入したら、肌トラブルがひどくなった!」
このような症状は、肌がSOSのサインを出している証拠です。一刻も早くスキンケアを変えて、健康的な肌に戻してあげましょう。今回はみなさんが抱える敏感肌を改善すべく、肌が喜ぶ化粧品の選び方、そして人気の商品をご紹介して参りたいと思います!
目次
肌が敏感になってしまうワケとは?
さて、当サイトでは『ちょっとした刺激にも反応しやすいデリケートな肌』を敏感肌と捉えていますが、実は敏感肌は明確な定義がありません。というのも、敏感肌は医学用語ではなく、化粧品業界で出てきた造語だからです。
そのため、アトピー肌だから敏感肌と捉える人もいれば、髪の毛や汗が触れて痒くなるだけで敏感肌と捉える方もいます。しかし、どれも間違いではありませんし、どの症状が起こっても、肌の状態は同じです。では、敏感肌と感じる肌は、一体どんな状態になっているのでしょうか。
敏感肌はバリア機能の低下している状態
私たちの肌表面にある角層には、天然保湿因子(NMF)・細胞間脂質・皮脂膜といううるおいトリオが存在します。
それぞれの役割 | |
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天然保湿因子(NMF) | 空気中の水分や、真皮(表皮下の層)からの水分をキャッチして保つ |
細胞間脂質 | うるおいが逃げないように天然保湿因子を挟み込む |
皮脂膜 | 肌にフタをして、うるおいが外部に蒸散しないように防ぐ |
私たちはこれらのうるおいトリオ(保湿因子)によって、肌の水分量・油分量を一定に保っています。同時に、うるおいトリオは外敵(アレルゲンやウイルス)の侵入・攻撃を防ぐバリアの働きも行っているんですよ。
ところが、うるおいトリオが何らかの原因で減少してしまうことも。減少するとどうなってしまうのかと言いますと、角層内のうるおいが減って肌が乾燥し、外敵の侵入や攻撃をダイレクトに受けやすくなってしまいます。いわゆる敏感肌になってしまうってわけなんですね。
バリア機能が低下する主な原因は間違ったスキンケア
ご覧の通り、肌の水分量は生まれたときから徐々に減少し、40代以降になると油分量も減っていきます。そのため、バリア機能はどうしても加齢とともに徐々に低下してしまうんですね。しかし、これは自然減少なので仕方ありません。
では、水分量も皮脂量もまだそこまで減少していない世代のバリア機能が低下してしまうのは一体なぜなのでしょうか。
答えは、間違ったスキンケアや生活習慣の乱れ、ホルモンバランスの崩れなどです。その中でも特に多いケースが、間違ったスキンケアによるもの。
洗浄力の強い化粧品によってうるおいトリオが洗い流されたり、保湿成分が少ない化粧品で肌にうるおいが補いきれなかったりすると、バリア機能はどんどん低下してしまいます。
さらに、その状態で刺激が強い成分が含まれた化粧品を使い続けると、肌は炎症を繰り返し、ニキビや湿疹、痒みなどの肌トラブルを頻繁に起こす事態に。
この悪循環から脱するためにも、肌にやさしい化粧品を使って、正しいスキンケアを行っていくことが重要になりますね。
敏感肌を改善する化粧品の選び方
では次に、肌にやさしい化粧品の選び方を学んでいきましょう。
敏感肌に必要なのは保湿成分
前述の通り、バリア機能を正常に保つためには天然保湿因子・細胞間脂質・皮脂膜が欠かせません。しかし、どの保湿因子も、1つの成分ではなく複数の成分から成り立ってできています。そのため、色んな成分を一気に補うのはハッキリ言って難しいんですね。
じゃあどうすれば肌のうるおいを取り戻せるのかと言いますと、これらの保湿因子に近い保湿成分(あるいは主成分)を補っていけばいいのです。
目をつけたい保湿成分
保湿因子に近い働きをする成分は以下の通り。
天然保湿因子 | アミノ酸、ヒアルロン酸、コラーゲン など |
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細胞間脂質 | セラミド、レシチン、スフィンゴ脂質 など |
皮脂膜 | スクラワン、ホホバオイル、ワセリン など |
上記の成分は、肌に刺激の少ない安全な保湿成分です。化粧品を購入するときは、これらの保湿成分に注目して選びましょう。
敏感肌に刺激の強い成分は控えめに
一方、化粧品には肌に必要のない成分も入っています。
例えば、化粧品の品質を保持するために防腐剤のエタノールやパラベンを入れたり、見た目や香りを良くするために着色料や香料を配合したり。
これらの成分は、健康的な肌であればあまり問題ありませんが、敏感肌にとってはやや刺激が強め。刺激が強い成分は敏感肌をさらに悪化させるので、なるべくなら避けておいた方がベターです。
また、肌にやさしそうなイメージがある無添加化粧品やオーガニックコスメなんかにも、刺激的な成分が配合されている場合があるので注意しましょう。
口コミで人気の敏感肌向け化粧品ランキング
「肌に良い成分・悪い成分がまだよくわからない!」
そんなあなたのために、敏感肌に人気の化粧品をご紹介しちゃいます!
クレンジングランキング
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商品名 | トリートメント クレンジング ミルク | スキンケアクレンジング | カウブランド 無添加メイク落としミルク |
メーカー名 | カバーマーク | パラドゥ | カウブランド |
内容量 | 200g | 120g | 150ml |
価格 | 3,000円(税抜) | 1,200円(税抜) | 880円 |
クレンジングは洗浄力がマイルドなミルクタイプがおすすめ。しかし、長時間のクレンジングは肌が乾燥する原因なので、たとえ低刺激なミルククレンジングでも、スピーディーに使いましょう。
洗顔料ランキング
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商品名 | アクアフォース マイルドウォッシュ | カウブランド 青箱(さっぱり) | ビフェスタ 泡洗顔
モイスト |
メーカー名 | オルビス | カウブランド | マンダム |
内容量 | 120g | 85g | 150g |
価格 | 1,300円(税抜) | 80円(税抜) | 650円 |
洗顔料もクレンジングと同じく、洗浄力がカギを握ります。また、洗顔は泡立ちが悪いと肌へ摩擦がかかってしまいますから、泡立てネットなどを利用してしっかりと泡立ててから汚れを落としてくださいね。
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化粧水ランキング
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商品名 | つつむ ローションセラムE | 化粧水・敏感肌用・高保湿タイプ | サエル ホワイトニングローション クリアリスト |
メーカー名 | ディセンシア | 無印良品 | ディセンシア |
内容量 | 120ml | 200g | 125ml |
価格 | 3,672円(税込) | 700(税抜) | 7,020円(税込) |
クレンジングや洗顔で洗い流されたうるおいは、まず化粧水でしっかりと補いましょう。
使用する際は肌をペチペチ叩かず、手のひらで少し温めてからやさしく顔全体をハンドプレスしましょう♪
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美容液ランキング
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商品名 | モイスチャライジングセラム | 美容液 ノンアルコールタイプ | エクラフチュール |
メーカー名 | エトヴォス | ちふれ | アルビオン |
内容量 | 50ml | 45ml | 40ml |
価格 | 4,000円(税抜) | 600円(税抜) | 10,000円 |
美容液は肌悩みに応じてサポートしてくれる私たちの味方♪敏感肌は保湿が命なので、保湿成分がたっぷりと入った美容液を使うことをおすすめします。
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乳液・クリームランキング
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商品名 | アヤナス クリームコンセントレート | ヒフミド エッセンス ミルク | ミノンアミノモイスト モイストチャージミルク |
メーカー名 | ディセンシア | 小林製薬 | 第一三共ヘルスケア |
内容量 | 30g | 100ml | 100g |
価格 | 5,500円(税抜) | 4,500(税抜) | オープン価格 |
乳液・クリームは肌のうるおいが逃げないようにするためフタをするアイテムですが、塗りすぎはNG!酸化した油分が肌に刺激を与えてしまうので気をつけて下さいね。
パックやオールインワン化粧品については、各個別ページをご覧ください。きっとあなたの肌が喜ぶ化粧品が載っているはずですよ♪
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パックやオールインワン化粧品のランキングに関しましては、以下の記事を参考にしてみてくださいね♪
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まとめ
ちょっとした刺激にも反応しやすいデリケートな敏感肌。肌トラブルを改善しようと、スキンケアを頑張れば頑張るほど、肌が悪化していませんか?
そんなあなたは、間違ったスキンケアによってバリア機能が低下している可能性が高いですよ!今からでも遅くありません。肌にやさしい成分・不必要な成分をしっかりと理解し、今日から肌が喜ぶ正しいスキンケアを行っていきましょう♪